01.日向夏輝のアスリート姿



 夏輝という少女は、このシリーズの中でも特に弾けた性格の明るい子です。でも、生まれて間もなく父親を亡くし、母陽子の手一つで育てられ、おそらく厳しい躾をされてきたのでしょう。その結果礼儀正しく、きちんとした常識の持ち主に育っています。また、父を交通事故で亡くしたということが、彼女の揺るぎない正義感を育み、結果彼女は将来警察官になるのです。

★日向母娘について

 

 さて、高校時代の夏輝は部活動に入ることは経済的に難しかったのですが、その類い希なる健脚が当時の陸上部の顧問の目にとまり、特別部員としていくつかの大会に駆り出されました。この高校の陸上部女子のユニフォームはご覧の通り短いへそ出しタンクトップにレーシングショーツ。こんなに短いのを高校生に着せていいのか?という向きもありますが、そこはそれ、何しろアダルト小説の世界ですから、読者サービスをしないわけにはいかないでしょう。

 僕の描く人物イラストは、極端にデフォルメされていないので、かなり生々しいプロポーションです。この夏輝も7頭身ですから、漫画よりもデッサンに近いですね。それだけに、細かいところで手を抜けないというプレッシャーがかなりあるのです。人の好みは様々ですから、このテの画を僕自身は好きで自分で萌えたりしますけど、ご覧になる方によっては、「ううむ・・・」と感じられることもあるかもしれませんね。

 画には必ず描いた年月日がサインと共に記されています。一般的に新しい方が上手なのでしょうけれど、時々、昔描いたものを見て、こんな画描けてたんだ、と自分で感心することもあって、後になるほど画の質が高い、とは一概に言い切れないモノもあります。

 ともあれ、小説と共にこれらの画も楽しんで頂ければ、作者にとってこんなに嬉しいことはありません。

 

 さて、後ろでドキドキしながら見ているのは天道 修平(修平のプロフィール)。彼は高三の時に夏輝に告白されて交際を始め、25歳でめでたく二人はゴールインしましたが、実は夏輝に告白される前から、修平は健太郎(健太郎のプロフィール)と共にこの夏輝のセクシーな姿をずっと気にしていました。ですから、修平自身は夏輝に告白され交際を始めたことが相当嬉しかったのです。ただ、同時期、親友の健太郎も同じように夏輝に心を熱くしていたので、表向き修平は夏輝の申し込みを『しぶしぶ』受け入れた、ということにしていました。

 しかし、健太郎はその後間もなく月影 春菜(春菜のプロフィール)という彼女を作ることになり、ある意味堂々と修平は夏輝と付き合えるようになりました。ただ、二人はなかなかエッチがうまくいかずに悩み、海棠スイミングスクールのケンジ、ミカの夫婦にその極意を伝授してもらったりするのです(Twin's Story 8 "Marron Chocolate Time")

 

→Chocolate Time 基礎知識『夏輝と修平』

 

 

 

 

 

夏輝との結婚後、彼女のレーシングショーツを穿いて興奮する修平→