04.裸にエプロン



 本編エピソード3「Mint Chocolate Time」、ケンジとマユミがまだ初々しい頃、両親とも留守で、二人だけの夜を過ごすことになった話「バスルーム」。先に帰宅していたマユミはケンジの帰りを待って、キッチンに立っています。その時、彼女は「裸にエプロンの方がよかった?」とケンジに訊いて、ケンジを赤面させます。

基礎知識「海棠兄妹」

 

 「裸にエプロン」というのは、セクシーコスプレの代表格とも言えるスタイルですが、オトコどもがこの格好に萌える訳は「お尻が丸見え」「横から見える乳房」「非日常的」だからですってね。ショタコンの方は、少年をこういうスタイルにさせたいらしいです。金太郎のように「裸に腹当て」というのに萌える人もいるらしい。

 

 エプロンは白、フリルや花柄がいい、という意見も。腰に巻くだけのエプロン(いわゆる「前掛け」ですね)だと、バストも露わになるので、さらにセクシー度アップですかね。

 中にはトップレスでも、ショーツを穿いてエプロン、というシチュエーションも萌えるとか。

 これは、彼女が後ろを向いた時にムラムラきて、飛びかかり、ショーツを脱がせながら触りまくって感じさせ、バックから挿入して本番に突入、という流れがあるそうです。

 確かにオトコのロマンかも・・・。

 

 閑話休題。

 

 ケンジはこの日、(着衣でエプロン姿の)マユミを後ろから抱きしめはしましたが、そのままなだれ込んだりはしませんでした。その後、二人でたっぷり楽しめるとわかっていたからでしょうね。ただ、食事の後、二人でお風呂に入ってケンジはマユミを置いてイってしまい、さらに湯あたりしてのぼせてしまいます。なんとも微笑ましいですね。

 ケンジは元々シャイな男のコです。エピソード1や、このエピソード3では、彼のシャイさ加減がけっこう炸裂していて僕は好きです。でも、オトコならもっと攻撃的でがんがんいったらんかい!というのがお好きな人にとっては、このケンジの様子はちょっといらいらするかもしれませんね。

 ケンジを始め、「Chocolate Time」に登場する男たちは、女のコの服を無理矢理、乱暴に脱がせてコトに挑む、というタイプではありません。でも脱がせることは好きみたいです。ケンジは酔っ払ってミカ(→ミカのプロフィール)をマユミだと勘違いして挑んだセックスの時、彼女のブラは自分がはずす、と言いましたし(エピソード5~「それぞれの誕生日」)、龍(→龍のプロフィール)は真雪(→真雪のプロフィール)のブラを外すことがとても好きで、彼女の巨乳が自分の手で解放されるのを楽しんでいるようです(本編エピソード10~「チェリー」「約束」)。

 もし、こうしてマユミが裸にエプロン姿でケンジを誘ったら、ケンジはどういう行動に出たでしょうか。たぶん、彼はいきなり襲いかかったりはせず、しかしだんだん身体を熱くしてマユミを触りに来るでしょう。

 

 「ケン兄、興奮してきた?」

 「マユ、お、俺・・・・。」

 「うふふ、我慢できなくなってきちゃったんだね。」

 

 そしてケンジが最初に手を出すのは、その大きなマユミのバストであることは想像に難くありません。