06.夏の装い真雪、春菜、夏輝



 第二期で活躍した三人の少女たち。

 

 ケンジとマユミから始まったこの「Chocolate Time」の血を受け継いでいるのは、言うまでもなく真雪(左)です。彼女はケネスとマユミの娘。母親に似て巨乳、前向きで明るい少女としてエピソード6でデビューしました。当時彼女は高校二年生(16歳)でしたが、本編のエンディングで双子を出産するまで成長させる予定は、実はその当時はまだありませんでした。

 そのエピソード6で、4歳年下のいとこ、龍(→龍のプロフィール)と絡ませ始めたことから、話がここまで展開していったわけですが、そもそも、第一期でもケンジ、マユミの両方がその主役でしたから、第二期でもこのケネスとマユミの間に生まれた双子真雪と健太郎、どちらを主役にしても問題はありませんでした。しかし、この二世の双子はお互いに愛し合う設定ではなかったため、自ずとどちらかにストーリーの主軸が置かれることになる。エピソード6では、健太郎が伯母のミカに童貞を捧げたので、そのまま健太郎が第二期でも主役級になると思いきや、龍と絡ませたことで大逆転、結果、どちらも血統的にケンジたちと繋がる真雪と龍が中心のストーリー展開になっていきました。

 

 第二期で新しくデビューした春菜(中)と夏輝(右)ですが、キャラクター設定の際には、そりゃあいろいろと考えました。特に誕生日と名前。真雪は健太郎と同時に産まれ、しかもマユミがケネス、ケンジ両方と愛し合って授かった双子ですから、その愛し合いから計算して12月8日が誕生日。冬生まれだから「真雪」。春菜は、エピソード9で、ケネス(5月25日生まれ)と近い誕生日の設定で5月27日生まれ。春生まれだから「春菜」。夏輝はこの弾けた明るい性格から夏生まれということは決めていたので「夏輝」。先々修平(→修平のプロフィール)とつき合うことが決まっていて、彼の名字が「天道」、太陽を想起させるこの名字に合わせて、夏輝の名字も「日向」。冬、春、夏とそれぞれ違う季節に生まれた、という設定にしておけば、何かと話の種になるだろう、という思惑もありました。

 となると、秋生まれがいないじゃないか、と思われるでしょ?実は修平が10月10日(旧体育の日)、ミカが10月12日生まれです。そして修平と夏輝が結婚してやがて生まれる娘が秋生まれ。だから名前も「穂波」。

 結構細かいところまで考えてるんです。

 

 さて、この三人娘、動物フリークの真雪は巨乳ですが、春菜はバストがやや小さめ、でも健太郎曰く感度良好。眼鏡属性で自称オタクの部類。画を描くこと、デザインをすること、メイド服を着ることがその特技。夏輝はいわゆるツンデレ女子。チャームポイントは脚。恋人の修平はこの脚にしょっちゅうしがみついて頬ずりしています。高校時代はアスリートでしたからね。警察官になってからは茶髪にしています(イラストもエピソード10から茶髪で登場しています)。

 こういう細かいところまで自分の作品にのめり込んでいる僕も歴としたオタクの一種には違いありませんけどね(笑)。

 

2013,2,22