「マ、マユ、マユっ! イく、出る、出るっ!」
びゅくびゅくっ!
ケンジは、マユミと愛し合う時は(マユミが嫌がるので)避妊具を使用しません。ですから、危険日にはこうして挿入なしでのセックスを楽しんでいたわけです。マユミは、兄ケンジが力強く射精する様子を見るのが大好きでしたが、ケンジ自身は、マユミにその姿を見られるのを恥ずかしがっていました。そんな時マユミは、ケンジをこんな風に押さえつけて、無理矢理手で刺激してイかせるのでした。
ケンジが自分の放出する液を自身の胸や顔に飛び散らせる姿も、マユミには萌える要素の一つでした。彼女には少々S的傾向があったようです。
「ケン兄、今日もいっぱい出したね」
「マユ、今度は俺の番だ。覚悟しろよ」
「うれしい!」
★註:この二人は双子の兄妹です(→基礎知識『海棠兄妹』)
ケンジが避妊具を使わなくなった経緯→Chocolate Time 外伝 「Hot Chocolate Time」第1集第6話『避妊具タイム』
そんなわけで、ケネスと結婚した後も、マユミは時々彼を手でイかせることがありました。
「マ、マーユっ!」
「ふふ……、ケニー、いいよ、いつでも」
「イ、イく、イってまうっ! ぐうっ!」
びゅびゅっ! びゅくんびゅくっ……
ケネスのペニスはかなりの太さと長さでしたから、マユミはその小さな手で握りしめるのがやっとでした。ケネスの方は、そんな華奢な指で刺激され、発射することが病みつきになっていたらしいです。マユミに強く握りしめられていると、液は勢いよく飛び、やはりマユミはその様子を見て心を熱くしていました。
「すごい! ケニー、今日も元気に飛んでるよ」
「マ、マーユ……」
はあはあと荒い呼吸を繰り返しながら、ケネスはマユミにそっとキスをするのでした。
春菜はフェラチオが大好きで、健太郎をいつもそれで最高に気持ち良くしていました。もちろん、健太郎は口内射精が大の苦手なので、そのまま春菜の口の中に発射することはほとんどありません。
健太郎の裸体を初めてスケッチした時、彼が小さな競パンを穿いていたということもあり、それから春菜は健太郎の水着姿を見ると、いつも身体が熱くなっていくのでした。エッチの時も、彼に水着を穿いたまま挑んでもらうこともたびたびありました。そしてこうしてハンドプレイをする時も……。
「ケン、イきそう?」
「ル、ルナ、も、もう……」
健太郎のペニスがびくびくと震え、むくむくっとその大きさが増したかと思ったとたん、
びゅびゅっ!
「ルナーっ!」
「わあ! ケン、今日もすごいね。あんなとこまで飛んでる」
★基礎知識『健太郎と春菜』
「夏輝夏輝夏輝っ!」
「いいよ、修平、いつでもイって」
尿道球腺液(カウパー腺液)を大量に分泌する修平は、その液がローション代わりとなり、夏輝はいつもそのぬるぬる感を楽しんでいました。刺激を続けると、修平はさらにこの透明で粘り気のある液をだらだらと出し続けるので、それを面白がるのです。
「おお、修平、今日もすごいね、どんどん出てくるよ。もうあたしの手、ぬるぬるのべちょべちょ……」
「夏輝っ! ああああ……」
「出そう? 修平」
「出る、出る出るっ!」
びゅびゅっ! びゅくびゅく!
そのぬるぬる具合が味わいたくて、夏輝は修平と繋がり合う前に一度こうしてヌいてやることが、高校時代はよくありました。修平は復活力が優れていて、一度イっても、またすぐに興奮してくれるので、早漏気味だった当時の修平とのエッチはたいていこのプロセスを経ていました。
★基礎知識『夏輝と修平』
「ねえねえ真雪」
「なに? 龍」
「真雪はさ、俺の液を口に入れたり、身体にかけられたりするのに抵抗はないっていつも言ってるけどさ」
「うん」
「俺、それがどんな感じなのか、知りたい」
「え? どういうこと? 龍」
「俺の顔に向けて、出させてよ。手で」
「うん! やるやる!」
真雪は仰向けになった龍の腰を高く持ち上げ、彼の股間から手を入れて、ペニスを握り、龍自身の顔に向けたまま、激しく扱き始めた。
「ん、んんっ! あ、真雪……」
「イきそう? 龍」
「お、俺、もう……あ、あああ、イ、イく、出る、出るっ!」
びゅるるるっ !びゅくっ! びゅくっ!
びしゃっ! びしゃびしゃっ!
大量に発射された龍の精液は、彼自身の顔に勢いよく、何度もかけられた。
「どんな感じだった?」真雪がにこにこしながら訊いた。
「微妙……」
★基礎知識『真雪と龍』
2014,5,23
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