広いベッドに夏輝と真雪が並んで下着姿のまま仰向けに横たわった。同様に下着だけの姿で龍が夏輝に、修平が真雪に上から重なって向き合った。
龍は夏輝の目を見ながら言った。「でもさ、修平さんって、すっごくヤキモチやきなんでしょ?」
「うん。がちがちの嫉妬深さ」
「お、俺が夏輝さんと繋がったとたん、殴り殺されたり、しないよね?」
修平が真雪を見下ろしながら言った。「そんなことしたら、俺は繋がった真雪に絞め殺されちまう」
龍が観念したように言った。「んで、オトコだけが死に絶える」
「心配しすぎだよ」真雪が言った。
「そうそう。お互い様だからね」夏輝はそう言いながら龍に手を伸ばした。
「心配すんな、龍。おまえにヤキモチはやかねえよ」
「大丈夫かなあ……」龍は夏輝に抱き寄せられながらそう言った後、恐る恐る夏輝の唇を吸った。吸いながらちらちらと視線を修平に投げるのを見て、夏輝は口を離して言った。
「大丈夫だってば、龍くん」
修平も真雪にそっとカラダを重ね合わせて、ゆっくりとキスをした。
「うわあ……しゅうちゃんって、キス、上手だね」
「そ、そうか?」修平は赤くなって言った。
「とろけそう。とってもいい気持ちになれるよ」
「でしょー?」夏輝が言った。「でも、龍くんのキスもとっても気持ちいい。年下に抱かれると、別の意味でときめいちゃう」
パートナーを交換した二組の男女は、しばらくの間、抱き合ってお互いの唇と舌を味わい合った。
真雪から口を離した修平が言った。「真雪、ブ、ブラ、外していいか?」
「いいよ、しゅうちゃん」真雪は微笑んだ。
修平はするりと腕を真雪の背中に回したかと思うと、すぐにぷつっ、とホックを外し、肩紐に手を掛けてあっという間に真雪のつけていたブラを取り去った。
「すごーい! なんて早業!」真雪は感動して言った。
「修平は、服脱がせるの、上手なんだ」夏輝が嬉しそうに微笑んだ。
夏輝に重なっていた龍は、彼女の横に降りた。「ちょっと見ててもいい? 修平さんたち」
「そうだね、しばらく観察しようか」
「え? か、観察って……」修平が照れたように夏輝を見た。「お、おまえらも進めろよ。み、見られてっと、恥ずかしいだろ」
「俺、修平さんのテク、盗みたいもん。かなりの腕前なんでしょ?」
「あたしも真雪の反応とかワザとかを見てみたい」夏輝も言った。
結局夏輝と龍は、並んで横になり、修平と真雪の絡み合いを眺めることにした。
「あ、あらためて見ると、真雪、すんげー巨乳だな……」
「触ってみて、しゅうちゃん」
「夢だった……。これに触るのが俺の……」修平は顔を上気させ、息を荒くしながらそっとその二つの乳房を大きな手で包みこんだ。「おお!」
「どう? 修平」夏輝が言った。
「なめらかで、きめ細かくて、温かくて、柔らかいのに弾力がある……。こ、こりゃ絶品だぜ! 想像以上」
「そんなに?」夏輝は言って、手を真雪の胸に伸ばした。
ぷにぷに……。「ほんとだー。いいねー龍くん、毎日こんなおっぱい触れるんだね」
「んんー……」修平は目を閉じて、顔をその二つの乳房に擦りつけた。「や、やばい! こ、こりゃ天国だぜ……」
「龍くんもやってるの? ああやって」夏輝が言った。
「ほぼ毎日」龍は笑った。
修平が顔を赤くして真雪を見つめ、躊躇いがちに口を開いた。「ま、真雪……」
「なに? どうしたの? しゅうちゃん」
「俺さ、実はさ、中学に入ってすぐ、おまえの胸見て、生まれて初めてこいつとセックスしてえ、って思ったんだ」
真雪は嬉しそうに言った。「ほんとに?」
「ああ」
「確かに中学んときから真雪の胸は大きかったからね」夏輝もおかしそうに言った。「龍くんもそうだった?」
「真雪が中一だったら、俺はまだ小三だね。うーん、まだエッチしたいとは思ってなかったけど……。マユ姉のおっぱいにはとっても興味あったね」
「みんな真雪のおっぱいの虜になってたんだー」夏輝がまたおもしろそうに笑った。
「そんなわけで、俺が真雪の胸をじろじろ見てたら、いきなりケンタが殴りかかってきたんだぜ」
「え? ケン兄が?」真雪が言った。「もしかして、入学式の日のあのケンカ?」
「おまえ知らなかったのか? 真雪」
「初めて聞いた。あの時のケンカって、それが原因だったんだ」
「『妹をいやらしい目でみるな!』ってな」修平は真雪にウィンクをして見せた。
「ケン兄って、妹思いだったんだね」龍が言った。
「いや、俺は当時ケンタはシスコンだったと踏んでる。やつも真雪のおっぱい見たり触ったりしたかったんだよ、絶対」
「あははは! そうかもね」龍は笑った。
修平が再び顔を真雪に向けた。「す、吸ってもいいか? 真雪」
「いいよ。遠慮しないで」
修平は、真雪の乳房に口を近づけかけて、動きを止めた。
「どうしたの? しゅうちゃん」
修平が顔を横に向けて言った。「龍、おまえのおっぱいのいじり方、見せてくんねえか?」
「え?」龍が意表を突かれて高い声を出した。
「この真雪のおっぱい、いつもどうやって愛してんのか、その夏輝のでやってみてくれよ。おまえ、おっぱいフェチなんだろ? かなりのテクじゃねえのか?」
「そんなの、自分ではわからないよ」龍は困ったような顔をした。
「頼むから、夏輝をおっぱいで感じさせてくんねえかな」
「いいね。龍くん、どうやって感じさせてくれるのかな。やってやって」夏輝もはしゃぎながら言った。
龍は夏輝をぎゅっと抱きしめ、背中に回した手でホックを外した。そしてブラを取り去ると、現れた夏輝の乳房を見下ろした。
「かっこいいね、夏輝さんのおっぱい。つんと乳首が上向いてて、10代並みの形の良さだよ」
「嬉しいこと言ってくれちゃって、龍くんたら」
龍は夏輝の両方の乳房に両手の小指を這わせた。乳房の周囲をなぞるようにそれを動かし、同時に親指と人差し指で乳首をそっとつまんだ。
「あ……ああ……」夏輝が喘ぎ始めた。
修平は四つん這いで真雪に覆い被さったまま、息を呑んでその様子を見続けた。下になった真雪は、おもしろそうに修平の顔を見上げた。
龍の舌が夏輝の左の乳房の丘を舐め登り、乳首に到達させて跳ね上げた。同時に右の乳房を包みこんだ手をゆっくりと動かしながら人差し指で乳首を軽く啄むようにそっと叩いた。
「あ、だ、だめ……りゅ、龍くん、あ、あたし……」夏輝はますます息を荒くして喘ぎ始めた。
手のひらでさすり、指先でつまみ、舌を這わせ、唇でこすり……。龍の手と口の技は、乳房への愛撫だけで夏輝のカラダを容赦なく熱くしていった。
「も、もう……あたし、あたしっ! イ、イっちゃう、あ、ああああああ……」
「えっ?!」修平が小さく叫んだ。「イく?」
突然龍の口が、強く左の乳房を吸い込んだ。それと同時に右の乳房をさすっていた手の指が、その乳首をぎゅっと挟み込んだ。
「ああああっ! だめーっ!」がくがくがくがく! 夏輝の身体が硬直して痙攣し始めた。
「す、すげー……」修平は口を開けて夏輝が絶頂を迎えた様子を見ていた。「た、大したもんだな……」
「参考になった?」修平の下になっている真雪がにこにこしながら訊いた。
「ま、真雪、いつもああやって龍にイかされてんのか?」
「うん。だいたいね。あれで一気に身体が熱くなって、フィニッシュまでずっとそのままイってる」
「おっぱいいじるだけでイかせられるなんて、驚きだぜ。やっぱ、真雪のこのおっぱいに龍は命を賭けてんだろうな」修平はじっと真雪の乳房を見つめた。
「必要以上に感心してるじゃない、しゅうちゃん」
「お、俺が初めて夏輝のおっぱいいじった時、あいつ大笑いしやがってよ」
「大笑い?」
「そうなんだ。もう、やたらとくすぐったがっちまって。雰囲気ぶち壊しだった」
「今は大丈夫なんでしょ?」
「でも、今の龍のテクには絶対適わねえよ」
「しゅうちゃん、真似してやってみて」真雪が微笑みながら言った。
「あ、ああ」
息を落ち着かせながら夏輝は、真雪の乳房を愛撫し始めた修平を見た。龍もいっしょにその様子を眺めた。
修平は焦ったように真雪の二つの胸の膨らみをいじり始めた。手で揉みしだき、口で吸い、舌を這わせた。
「た、たまんねえ……」修平は心底幸せそうに眉尻を下げてつぶやいた。
「あ、ああ……そう、じょうずだよ、しゅうちゃん。もうちょっとゆっくり、優しく……」
真雪に時々指導されながら、修平はその豊かな乳房を時間をかけて愛撫した。
「あっ、ああっ! いい、いいよ、しゅうちゃん!」修平が勢いよく真雪の乳首を咥え込んだ瞬間、真雪の身体が硬直して細かく振動を続けた。
「修平さんらしいやり方だね。ちょっとワイルド」
夏輝はくすっと笑った。「性格だからね。あいつの。でも楽しみだね。これから修平もおっぱいにたっぷり時間かけてくれそう」夏輝は嬉しそうに笑った。
「ところでさ、」夏輝が言った。「龍くん、ビキニがほんとによく似合うよね」
「え? そう?」
「うん。でも、海棠家の男子はみんなビキニ穿いてるんでしょ?」
「そう。父さんも、ケン兄もこんなのしか穿かない。修平さんはいつもそんなぴったりしたボクサーパンツなの?」
修平が答えた。「ほとんどこのタイプだな」
「しゅうちゃんには似合ってるよね。このタイプ」真雪が上になっていた修平の下着に手をあてた。「でも、」
「え?」
「なんだか随分濡れちゃってるよ、もう」
修平の下着にはぬるぬるのシミが広範囲に広がっていた。
「真雪、修平のもの、いじってみなよ。なかなか楽しいよ」
「え? 楽しい?」
「そ」
「じゃあ、しゅうちゃん、仰向けになってよ」真雪が言って、修平を横たえた。真雪は修平の足下に座って、あらためて彼の下着に手を掛けた。
「あ、ま、真雪、お、俺、ちょっと……」修平は赤くなっていた。
「なに?」
「あ、あんまりじろじろ見ないでくれよ。恥ずかしいから」
「しゅうちゃん、かわいい!」
「真雪ー」修平は情けない声を上げた。「お、俺だけ全裸って、やっぱり……」
「わかった、しゅうちゃん。じゃあ、あたしも脱ぐね」
真雪は自らのショーツを脱ぎ去った後、躊躇わず修平の下着を下ろし始めた。「すっごいぱつぱつなんだね。なかなか脱がせるの、大変だよ」
ようやく真雪は修平の下着を取り去り、全裸になった彼の身体を見下ろした。「素敵! しゅうちゃんの身体、引き締まってる。身体見てるだけでくらくらしちゃう!」
「だよね」夏輝が言った。「でも龍くんの身体もなかなかだよ。脱がせちゃっていい?」
龍も恥ずかしげに顔を赤らめた。「う、うん。でも、やっぱりあんまりじっと見ないでね、夏輝さん」
夏輝も龍を仰向けにして下着を取り去り、全裸にした。
隣では真雪が修平のペニスに指を這わせ始めていた。
「あ……」修平が小さく叫んだ。その時、彼のペニスの先から透明な液体がぴゅっと飛び出した。
「わ! すごい」真雪が言った。
「乳首いじってみなよ。修平の。もっと出てくるよ」
「え? ホントに?」
「え? あ、あの……」修平は慌てた。
真雪は修平の二つの乳首を指でつまんでみた。
「あああああっ!」修平は大きく仰け反った。そしてまたペニスの先からとろとろと液体を溢れさせ始めた。
「すごい! いっぱい出てくるね、尿道球腺液」
「え?」夏輝が裸にされて秘部を両手で押さえたままの龍に目を向けた。「なに? 今何て言ったの? 龍くん」
「『尿道球腺液』だよ」
「って、カウパーでしょ? その液」
龍が指を立てて言った。「イギリスの医師ウィリアム・カウパーが紹介したからそう呼ばれてるんだよ」
「おお! さすがだね」夏輝が感心したように言った。「修平はね、その液、かなりいっぱい出すんだ。いろいろやってみてごらんよ、真雪、おもしろいから」
「お、おもしろがるなっ!」修平が言った。
真雪は修平のペニスをそっと握ってみた。先端からまた液が溢れだした。真雪はその手をゆっくりと上下に動かし始めた。「あ、ああ……ああああっ!」修平が喘ぎ始めた。彼のペニスの先端から、もうとめどなくどくどくとその液は溢れだしている。いつしか真雪の手もぬるぬるになっていた。
「すごい、すごいっ!」真雪は手を離した。その手は修平のペニスといつまでも糸で繋がっていた。そしてそのぬるぬるは、どんどん先端から溢れ、そそり立った修平のペニスを伝って陰毛にまで届いていた。
「よく出すでしょ? あたしたちはその『尿道なんとか液』を『ローション』って呼んでる」
「まさに、あのぬるぬる具合と量はローションと呼ぶに相応しい」龍が感心して言った。
「すごい! あたしの手もしゅうちゃんのも、もうぬるぬるのべちょべちょだよー。まさにローションいらず」
修平は顔を上気させて喘いでいた。
真雪が修平に顔を向けて目を輝かせた。「しゅうちゃん、」
「え?」
「ベッドの端に座って」
「座る? なんでだ?」
「いいから。そのぬるぬるでやりたいことがあるんだ」
修平は真雪に言われた通りにベッドの端に腰掛けた。「こ、これでいいのか?」
「うん」
真雪は修平の前の床にひざまずいた。そしてその大きな乳房でおもむろに修平のペニスを挟み込んだ。
「ああっ!」修平は慌てた。「パっ、パっ、パイ……ずりっ!」
真雪は修平を上目遣いで見た。「しゅうちゃん、このままイって」
「えっ? えっ?」
「あたしもしゅうちゃんの出すとこ、見たい」
「そ、そんな、ま、真雪、だ、だめだろ、そんなお、おまえの、その、最高級のおっぱいにかけるなんて」
「いいのいいの。龍にもときどきしてあげるんだよ。気持ちいいって」
「してもらうの? 時々、龍くん」夏輝が下になった龍に訊いた。
自分のペニスをまだ手で隠したままの龍は言った。「あれは、最高に気持ちいい。でも俺はいつも出す前にやめてもらう」
「そんなに抵抗があるんだ……」
「あるんです……」
「でも、あれって真雪ならではの技だね」
「あ、ああ、あああああっ! ま、真雪、真雪っ!」修平が激しく喘ぎ始めた。乳房で挟み込んだまま、真雪は修平のペニスをさすり続けた。
「で、出るっ! 出ちまうっ! ううっ!」びゅるるっ!
修平のペニスの先から勢いよく白い液が発射され続け、真雪の首筋に付着したそれは、幾筋も真雪の大きな乳房を伝って流れ落ちていった。
「真雪、ご、ごめん、俺、おまえのそのきれいなおっぱい、汚しちまった……」修平はティッシュで真雪の身体にまつわりついた自分の出した液をせかせかと拭き取りながら申し訳なさそうに言った。
「ふふ、全然平気。気持ち良かった? しゅうちゃん」
「お、俺、こんな体験初めてだ。すんげー気持ち良かった」
「良かった。こんど夏輝にもしてもらいなよ」
「やってやるよ、修平」夏輝が笑いながら言った。「真雪ほど、あたしおっぱいおっきくないけど、がんばるよ」
「そ、そうか」修平はひどく嬉しそうに笑った。
「龍にも時には出して欲しいんだけどな、あたし……」真雪がちらりと龍を見た。
「そ、そんなにやって欲しいの? 真雪……」龍が小さな声で言った。
「やってあげなよ」夏輝が言った。
真雪も龍に目を向けた。「あなたが出してくれる温かさを感じたいな。しゅうちゃんのも温かくてとっても気持ちよかったよ」
「そ、そうなのか?」修平は申し訳なさそうに言った。
「あたしもいつもそう」夏輝も言った。「あなたたちが出してくれるものの温度が心地いいんだよ」
「そ、そんなものなんだね……」龍は頭を掻いた。
真雪が言った。「じゃあしゅうちゃん、あなたが復活するまで夏輝が龍をイかせる技、見学しとこうか」
「え? 復活?」
「そ。あたしの中に入ってイきたいでしょ?」
「う、うん……」
「夏輝と龍の行為を見てたら、やがてまた復活するんじゃない?」
「お、俺、すぐにでもできそうだ……」
修平の言うとおり、すでに彼のペニスはその大きさと硬さを復活させていた。
「おお! すごい! しゅうちゃん、思春期の男のコ並みだね」
「で、でも、やっぱり少しインターバルを置いた方がいいよな」
「観察しようよ。夏輝が龍をどうやってイかせるか、楽しみ」
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